鍼灸施術について

・東洋医学では病気の概念

『気・血・水』の滞りがあると身体のバランスが悪くなると具合が悪くなる。この状態を病気と捉えるのです。

では気とは何でしょうか。気とは宇宙の万物を動かしているエネルギーを指します。人間でいえば各臓器を動かしているエネルギーです。これらがネットワークを介して身体をバランスよく動かしているのです。血は栄養分を全身に送る役割をしており西洋医学的な血液を指します。水はその他の水的なもの（リンパ液など）血や水も気によって動かされていると考えます。

よって気を整えれば病気が治る。と考えます。

現代流に考えますとストレスなどをためると胃腸の調子が悪くなり身体の力がなくなり動くことが億劫になります。足が浮腫み冷えます。夜も眠れなくなり肩こりが増します。こんな時は免疫力も下がり病気になり易いのです。

パーキンソン病は初期症状の出る10年前より便秘がひどくなり、匂いがしなくなる。ストレスや活性酸素を増やす。結果として酸化状態になり脳の黒質の細胞が減少し脳内の快楽物質とも呼ばれる神経伝達物質「ドーパミン」が減少し、それによって体の運動機能に障害が出るとされています。

鍼灸施術の概要

1. 経絡治療を主とした鍼灸治療により気の調整をする。
2. 運動障害を改善する鍼灸治療
3. 便秘や睡眠、うつ症状、小字症、小声など自律神経の働きを改善する鍼灸治療
4. 当院独自の呼吸・発声・ストレッチにより誤嚥性肺炎予防鍼灸
5. 運動法、歩行、ストレッチ、呼吸・発声ストレッチの指導
6. 生活習慣、食事指導、
7. ムクナ豆の摂取法、栽培法の指導

・施術を利用するメリット（概要）

薬を飲むと工合が悪くなり少しでも減薬したいと悩んでいる方におすすめです。

歩行や姿勢制御、震え、関節が固くなるような症状の方は、鍼灸施術により筋肉を和らげ、動きを良くします。

運動法やストレッチ、呼吸・発声法などを併せて行うことでより改善につながるよう指導しております。

また、便秘や不眠、うつ症状など自律神経症状でお困りの方には経絡治療により体のバランスを整え、姿勢を改善することで頸部の負担を軽くし改善します。

腸活はパーキンソン病のもとを正すことに継るのではないかと注目を浴びております。